海外投資
Posted on 2013-07-09
プライベートバンキング
海外投資でアーリーリタイア&リゾートでセレブ生活。 JOUです。
スイスの銀行がなぜ有名かと言うと、匿名性や守秘性が高いのが一番の理由です(番号口座という口座の名義が表示されない口座を開設することも可能)。
特にプライベートバンキングビジネスに関して、スイスのプライベートバンクはその最先端を常にリードしてきており、プライベートバンクのサンクチュアリと言われるとも。。。
その理由は、、、
★口座の顧客の身元を知っているのは担当とごく一部の上層部だけで、口座番号が漏れてもそこから身元を割り出すことはできない。
★入金は口座番号さえ知っていれば誰にでもできるが、万が一入金先を間違えると、守秘義務により、振り込んだ金は返って来ない。
★プライベートバンクにおいて、顧客は来訪の前に申請し、必ず決められた時間に来訪しなくてはいけない。
★他の顧客や自分の口座の担当以外の従業員との接触を避けるため。
★エレベータは担当が待つ階にしか停まらないようにしてあり鍵も備えられている。
★秘密口座では有価証券を除けば預金の引き出しの6週間前に申請しなくてはならない。
★また、公共料金支払いや給与振り込みは取り扱っていない。
★口座維持費もかかることから最低預金は1000万円ほど (為替相場にもよる) 預けなければならない。
などだそうです
しかし、機密性ゆえに各国の要人の財産隠しの温床となり、最終的に他国からの圧力によりこの機密性は徐々に失われ資金が流出したようです。
そして、2009年以降の世界的な規制強化以降に、その資金の受け皿になったのが、シンガポールや香港。
2009年以降、スイスから多くのバンカーがシンガポールや香港にその活動の地を移し、スイスで行ってきたビジネスを続けているそうです。
しかし、この数年はシンガポールや香港にも欧米からの規制の手が伸びてきており、プライベートバンキングのマネーは新たな場所へ流れていくのでは?という予想だとも。
お金も居心地のいい場所を求めて動きまわるのですね
そして、お金持ちがその後を追いかける、といった構図でしょうか
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