投資

Posted on 2013-05-16
MRIからの教訓


海外投資でアーリーリタイア&リゾートでセレブ生活(?)。 


嬢です。





米金融業者のMRIインターナショナルが販売していた


「診療報酬請求権債権投資(MARS投資)」と呼ばれる商品。。。


 


AIJ事件の主な被害者は企業年金だったが、今回は被害者は個人が大半とみられ顧客の被害範囲はより広範にわたるらしいえっ








同社は診療報酬を基にした金融商品で、年6~8.5%の高利回りが得られることを

謳い文句として投資家を勧誘していた。

しかし、その実態はほぼ自転車操業で、業界では以前から怪しい金融商品として

懸念する声が強かったとのこと。

「診療報酬請求権債権投資(MARS投資)」などと言われるもっともらしく聞こえ、

さもありそうな気にさせられる。。ドクロ








この手の詐欺事件で多いケースと同様、同社も元本保証を謳っていたらしい。

元本保証で固定・高利回りの金融商品など、金融業界の常識としてはあり得ないが日本人は特にこの「元本保証」という謳い文句に弱いですね。










MARS投資は、最初はきちんと投資家に元本と利息を戻すことで、

この商品は本物だという噂が広がっていき、信頼性を高めていったらしいが

一皮むけば裏では自転車操業が繰り返されていたとのこと。

よって、途中解約はできなかったらしい。これも詐欺事件の常套手段。








また同社の投資家説明会ではホテルで豪華な食事が振る舞われたらしいですよえっ

投資家は格安で本社(ラスベガス)ツアーに招待されたというし。。

いったいこの資金はどこから出ていたのか? 

ローリスク・ハイリターンどころか、運用の実態がないのではと、当然疑うべきだったはず。






ドル建てだと一口1万ドルからで利回りは6.5~8.5%と謳われていたとのこと。








どうしてこんな常識的に考えればおかしい商品に投資してしまう人が絶えないのか?どうしたら、騙されないのか?





そのような虚偽商品を見抜くために基本的なポイントのチェックが必要ひらめき電球








単に販売会社(銀行・証券)や運用会社のセールストークを鵜呑みにして買ってしまう日本人が大半というのは、金融鎖国でお金の教育を全くされてこなかった日本人らしい。。。ドクロ




そんな金融後進国からの脱出のためには、まず個人投資家の金融リテラシーの向上が必要ですねひらめき電球

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