投資

Posted on 2013-05-10
株高バブルは今年中に崩壊??


海外投資でアーリーリタイア&リゾートでセレブ生活(?)。 


嬢です。




某経済評論家さんの見解がありましたのでシェア。


株高は今年中に終わりそうとか。。










――日本はデフレから脱却できるか?





2%のインフレターゲット実現はむずかしい。今の日本のデフレは、景気が後退して物価が下がる伝統的なデフレではない。日本はもう過去20年間、ずっと物価が下がっている。2002年~2007年に平均で2%程度の経済成長をし、景気がよかったときでさえ物価は下がっていた。





今の日本のデフレは構造的なもの。日本は東アジアと事実上、経済統合している。日本の最大の経済パートナーは今や中国。日本と中国の物価や賃金が非常に緩やかに収斂しているので、どうしても日本の物価や賃金は下がり、中国のそれは上がる。そう簡単にデフレ脱却はできない。





かつて日本経済が比較的、閉鎖経済だった頃なら、金融政策で物価はコントロールできた。金融を緩めればインフレになるし、金融を引き締めれば物価は落ちた。





しかし今は閉鎖経済ではなく、グローバル経済。日本の金融政策だけで日本の物価はコントロールはできない。そういう意味で、デフレ脱却というのはそう簡単ではない。経済のグローバル化を止めることはできない。むしろグローバル化が拡大することはあっても、縮小することはない。








日銀はさらなる緩和を進めるだろうが、それでデフレが止まるとは私は思わない。2%の物価目標達成は無理だ。











――今の円安と株高は続くか?





円はおそらくしばらくは90円~95円のレンジで推移するであろう。アメリカが急に金利を上げるというようなことがない限り、さらなる円安にはならないと思われる。あるいは欧州の危機が再び深刻化すれば、また状況は変わってくる。ただし、そうしたことがない限り、レンジ内の動きが続くだろう。





株高もどこかで終わるだろう。実体経済の回復が必ずしもついてきていないのに、今は期待だけで上がっている。株価はおそらく、あと6カ月以内のどこかでピークを打つ。





今の円安と株高は安倍政権に対する期待感で生じているだけ。円安は一服するので、円安を要因とする株高は止まる。企業業績がついてこなければ、市場の期待感ははげ落ちる。今の状況は、若干ミニバブル。











――個人が資産防衛、資産形成で注意すべき点は?





今、株は上がっているので株式投資が増えているのだろうが、株はどこかで落ちる。どこで売るかということをきちんと考えておかないと、苦い思いをする可能性がある。海外の資産をもつにしても、欧州の状況は一応落ち着いているが、危機がいつ再燃するかわからない。そこは十分にケアしておかなければいけない。



Posted in 投資 | No Comments »

Related Posts

 

Comment





Comment